住職の人柄も良くて安心の魅力いっぱい光泰寺。木喰仏は必見!

こんにちは。岡部るりやま墓苑です^^
今回は魅力いっぱいの光泰寺にせまる第2弾!をお送りします。

「光泰寺」は大昔、真言宗の寺院「十楽院」だった

現在、藤枝市岡部町内谷にある曹洞宗の光泰寺は、そもそも大昔、場所も現在の位置ではなく、宗派も違う「十楽院」というお寺から始まったそうです。十楽院のはじまりがいつかはわからないのですが、はじまって数百年で荒れ果てて住職のいないお寺になっていたところを、岡部町桂島の梅林院で8代目住職をつとめた圓州という和尚さんと、その弟子の梅林院9代目住職の大翁という和尚さんによって復興され、1607年に「曹洞宗 光泰寺」がはじまりました。開創当初は同じ内谷でも違う場所にありましたが、約70年がたったころに、当時の住職がさらなる光泰寺の発展を目指し、より人通りのにぎやかな岡部の宿場に近い現在の位置に寺を移転したそうです。

地蔵菩薩が光泰寺の本尊

曹洞宗の本尊というと、基本的に釈迦如来であるそうなのですが、開創当時、村人の願いによって地蔵菩薩が本尊に選ばれたそうです。残念ながらいつも幕の後ろにおられるため見ることができませんが、江戸時代初期の作で、彫刻の美しい、高さ約160cmの木造座像だとか。霊場に制定されている駿河一国百地蔵尊のひとつで、第17番地蔵尊でもあります。

本尊の隣には脇侍(本尊をサポートする役目)の仏像がひっそりとおられます。なかなかお寺の本堂をじっくり見て回ることもないので、新鮮です!

木喰仏「准砥観音像」と「聖徳太子像」

光泰寺をご案内する上で欠かせないのが、木喰仏です。木喰仏とは、山梨県身延町出身の木喰さんという人が作った木造の仏像で、その何とも言えない特徴的で穏やかな姿にファンも多いとか。木喰さんは全国を旅しながら行く先々のお寺で仏像をつくっては奉納していて、ここ藤枝市岡部町のいくつかのお寺にも大切にのこされています。そして光泰寺にあるのが「准砥観音像」と「聖徳太子像」です。

こちらは准砥観音像。215.5cmの高さがあり、静岡県下の木喰仏の中では最大のものです。虫食いの他に全体的に痛みがありますが、これは木喰さんの作った仏像が、地域の人々や子供たちにごく身近な信仰として親しまれてきたためのものであるそうです。当時の人々とこの仏像との関係がうかがえます^^

こちらは、木喰仏発見者の柳氏に「俄に忘れがたいもののひとつ」と言わしめた、聖徳太子像です。なるほどそのお顔の表情たるや。ずっとみていたくなります。木喰さんは80歳をすぎていて3日でこれを彫り上げたというのだからいやはやすごいお方です。写真では木の質感がわかりにくいので、ぜひ直にご覧いただきたい像であります。

本堂にあがっていただくと木喰仏の前にスタンプがひっそり置いてあります。光泰寺は藤枝市岡部町のウォーキングコース「山辺の道」スタンプラリーのポイントのひとつなのです。こちらのスタンプにもしっかり木喰仏がデザインされていますね^^

そして忘れてはいけないのが光泰寺の現住職、梶川正則住職のご紹介です^^優しいお顔の人柄の良い方です。お寺の檀家さん方からの信頼もあつく、なんでも気兼ねなく話せる関係のよう。岡部るりやま墓苑では、ご契約いただく際に住職とお顔合わせをしていただいておりますが、それは住職のお人柄を知っていただきたいという想いもあるからです。お会い頂いた方からは、「この住職さんなら安心した」とお声をいただいています^^趣味は仲間とのツーリングやDIY←ちょっとした小屋をつくれるレベル。ゴルフはアマチュア選手権のAクラスにでる腕前なのだとか。よく事務所の管理人へ差し入れをくださいます^^ 光泰寺はお寺そのものもお寺にかかわる人も魅力いっぱいです^^周辺には美味しいご飯やさんにお菓子屋さんもたくさんあります。藤枝市岡部町へお出かけの際は、ぜひ光泰寺にもお立ち寄りください。
また、きたる4月15日(土)に年に一度の薬師堂ご開帳にあわせてイベント開催を予定しています!!薬師堂のご開帳では普段お目にかかれない薬師堂の仏像や天井画を観ることができるうえに、本堂でのイベントもあわせて開催する予定ですので、詳細が決まり次第、こちらのブログでも情報を掲載していきたいと思います♪