光泰寺は、藤枝市岡部町にある曹洞宗の寺院です。「岡部るりやま墓苑」という名称は、光泰寺の山号、瑠璃山から名付けられました。
現在の曹洞宗に改宗する以前は「十楽院」と称する真言宗寺院であったといわれています。開創後数百年を経て無住となり荒廃した状態から再興し、江戸時代には岡部宿を代表するまでに興隆した寺院です。現在は、周囲に住宅は増えたものの、高草山麓を背景にし、鐘楼、庫院、蔵、書院、薬師堂、鐘楼等が整った禅寺らしい閑静な佇まいを見せています。
本堂の前がとても広い駐車場になっております。駐車場から「岡部るりやま墓苑」は、すぐそばになります。
本堂内の様子です。るりやま墓苑ご利用の方は、こちらで法要を行う事ができます。
本堂の左手には、木喰上人が彫像したとされている「准胝観音菩薩」、「聖徳太子像」がございます。聖徳太子像は、藤枝市の有形文化財に指定されており、観光でお越しになられる方も多くおられます。
【薬師堂と木喰仏】
本堂の左側に位置する薬師堂で、寛政12年(1800年)6月13日、木喰上人行道が准砥観音像と聖徳太子像の作像にとりかかったといわれています。聖徳太子の立像は、藤枝市の有形文化財に指定され、大切に守られています。
法事の際に、皆様が集ってご利用いただける庫裏内の休憩処です。
本堂横の鐘楼です。奥に薬師堂が見えます。
本堂入り口の六地蔵様が、皆様をやさしくお迎えいたします。